革製品のお手入れ方法

 寒くなると大活躍する革のコートやジャンパー、ジャケットなどはお手入れが大変ですよね。自分では手入れができないので、クリーニング店にだしたりしていませんか。革製品を家庭で簡単にお手入れができる方法はないのでしょうか。そこでいろいろしらべてみますといくつかありました。
 革にはその原料以外に、なめしや加工のちがいでいくつかの種類にわかれるようです。
 
 スエードは革にやすりをかけて繊維をけばだたせたものですが、こすったり、なにかにぶつけたりすると、その毛が寝てしまって毛並みが失われたり、抜けたりしてしまうことが多いです。 
 スエードの毛並みを復活させるためには、紙やすりでふたたびこすりますが、まず、紙やすりをまるめてセロハンテープで留めます。毛並みを立たせたい部分に裏側から指をあてて押し上げて、円を描くように軽くこすります。そして手でなじませるようにしますが、削り過ぎないようにしないといけませんし、紙やすりは400から800番台のものを使います。800番台から始めるとよいそうです。

革製品は水洗いできるのかどうか

 革は水に弱いといわれていますが、革製品のクリーニング業者は水洗いすることがあると聞いてびっくりしました。革を水でぬらすとシミができるのがふつうだからです。そのシミは革製品に使われていた染料なので、水に強い染料や水に強い革ならば水洗いができるかと疑問に思いました。しらべてみると、クリニンーグのプロは革製品を丸洗いしているようです。部分的に洗うと、その個所の染料がとけだして色むらができるので、それを防ぐために丸洗いをするのだそうです。ただし、この丸洗いで落ちるのは水に溶ける汚れだけです。水に弱い革や溶けやすい染料は、色落ちしたり、風合いが変わったりするので要注意です。だから、素人では無理ではないかと思いました。一歩まちがえれば、その革製品はオジャンになります。クリーニングのプロに頼んだほうが良さそうです。

革製品にアイロンをかけてもよいかどうか

 革製品にアイロンをかけてもよいかどうかという話もよく聞きますね。実際のところ、どうなのか。やめといたほうがよいのかなと思って、一応しらべましたら、アイロンをかけることもできるようです。ただし、かなり重要な前提条件があるようです。革は水に弱いけど、熱には強いようです。しかし、水に濡らした革製品に熱を加えたらすぐに縮みます。さらに熱を加えると化学変化を起こしてゼラチン化するようです。革の繊維がコラーゲンだからです。
 
 まとめると、革製品を家庭用のアイロン程度の熱には耐えられるので、アイロンがけはできます。しかし、霧吹きは絶対にしないでください。水と熱を加えた革は二度と使えなくなるからです。では、革製品をアイロンがけにする方法は次の手順でします。
 バスタオルなどを固くまるめたものを革製品の下に敷きます。また、革のブーツはバスタオルをその中に入れます。アイロンの温度ですが、中温から高温です。でも、できるだけ、中温からはじめてください。それから、当て布をします。アイロンを革に直接当てると変色したりすることもあるのでそれを避けるためです。そして、アイロンをかけていきますが、体重をアイロンにかけるようにしながら、すこしずつアイロンをずらしてかけていきます。再度いいますが、霧吹きは絶対にしてはいけません。

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